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門扉材料

門扉材料一覧

FRP
スチールメッシュ
ロートアイアン
ロートアルミ
樹脂
鉄製
木製
アルミ形材
アルミ鋳物

FRP

プラスチックとガラス繊維や炭素繊維などの繊維(ファイバー)を混することで強度を増した複合材料で、エクステリアでは木片と混ぜる事により木の質感を出した商品もあります。素材が軽く耐久性に優れているので、航空関連・車のボディ・浴槽などにも使われる信頼ある素材です。木製門扉では性質上おこってしまうソリ・色の黒ずみ・変色がほとんどありません。
【耐用年数】
約10年~20年程度
【価格】
15万円程度~
【メリット】
腐らない、虫食いの心配がない。
軽量であることから、開閉しやすい。
スポンジで洗い流す程度のメンテナンスで楽。
【デメリット】
素材の分離が困難でリサイクルが難しい。
エクステリア商品としてはあまり採用されていない為、価格が高め。

スチールメッシュ

細いスチール線材を網目状にした形で、同じ形のフェンスと組み合わせると一体感が出ます。日当たりや目線を妨げることのない、カジュアルな印象で、開放感あふれるイメージにぴったりです。表面には樹脂性塗膜を施し、耐候性が高いので長持ちしますが、傷がつくと簡単に剥がれてしまいます。塗膜が剥がれると錆びてしまうので、劣化を防ぐには塗装をし直す必要があります。
【耐用年数】
約10年程度
【価格】
7万円程度~
【メリット】
価格が安く、施工性が良い。
衝撃に強く耐久性も高い。
見通し・風通しが良い。
【デメリット】
デザイン性に劣る。
表面の樹脂性塗膜が剥がれると錆びる。

ロートアイアン

鉄を熱してハンマー等で叩き圧力を加える鍛造の手法で、ヨーロッパの伝統工芸です。溶接設備の進化とヨーロッパから輸入したパーツの使用や、パイプ材を採用したりと製作時間を短縮できる工夫を重ねてきました。高級感・重厚感があり、ロートアイアン・ヨーロピアンと称される雰囲気でデザイン性のある門扉として人気があります。
【耐用年数】
15年~20年程度
【価格】
約25万円程度~
【メリット】
装飾が多く、デザインの表現性が高い。
アルミより強度が高く、価格が安い。
【デメリット】
錆びやすい性質なので、雨風や紫外線などで錆びていく。
一点一点作るので量産には不向き。
重たい。

ロートアルミ

アルミを熱してハンマー等で叩き圧力を加える鍛造の手法(ロートアイアンの製法と同じ)で、錆がでない、ロートアイアンのデメリットを解消したものです。パイプ材が使用できるので、鋳物と比べ重量を軽く抑えることができます。基本ツルッとした表面ですが、塗装でサテン仕上げにして凹凸をつけることも可能です。
【耐用年数】
15年~25年程度
【価格】
約27万円程度~
【メリット】
錆などの発生がなく耐久性、耐蝕性に優れている。
大ぶりで立体感がある装飾とオリジナリティー溢れるデザインを可能。
錆や腐食に強く、鉄に比べて軽量で開閉しやすい。
【デメリット】
ロートアイアンのような極端に細かく複雑なデザインが出来ない場合がある。
溶接で組み立てるため、溶接痕(ビート)がある。

樹脂

素材は、ポリエチレンなどの樹脂です。真っ白なアメリカンテイストのデザインや、木粉と樹脂材を混ぜ合わせて天然木の様な質感を出したもの、樹脂とアルミを組み合わせて強度を高めたものもあります。比較的安価で、耐候性があるためメンテナンスに手間がかからず、幅広いテイストに合うので多く普及しています。
【耐用年数】
約10年程度
【価格】
5万円程度~
【メリット】
メンテナンスが楽で、耐候性に優れている。
軽量であることから、開閉しやすい。
【デメリット】
ものによってはチープな印象になる。

鉄製

重厚感があり、しっかりした塀と相性が良い鉄製の門扉は、純和風・アンティーク調・ラグジュアリーなテイストの輸入住宅向きです。セキュリティ性は最も高いといえます。しかし、見た目通り重量があるため開け閉めしづらく、お子さんや高齢の方には不向きです。少しでも開閉しやすくするために、格子の幅の狭いものや軽量タイプのものを選ぶと良いでしょう。表面には塗装が施されていますが、錆びないように定期的なメンテナンスが必要になります。
【耐用年数】
約10年~20年程度
【価格】
25万円程度~
【メリット】
重厚感・高級感・デザイン性が良い。
情緒あふれる深みのある雰囲気がでる。
【デメリット】
重いので開閉しにくい。
錆びやすい性質。
熱伝導率が高いため夏は高温になりやすく、冬場は冷たくなる。

木製

ナチュラルな雰囲気と木独特の温かみがあります。使用する木材の種類によって、耐用年数や劣化の具合は大きく変わってきます。劣化対策として防水処理などの様々な塗装を施す必要があります。和風住宅・輸入住宅どちらと合わせても、木の優しい風合いで存在感ある門扉が際立ちます。
【耐用年数】
数年~約10年程度
【価格】
約7万円程度~
【メリット】
軽量で開閉をしやすい。
他の素材に比べて加工しやすい。
優しい手触りと木独特の温かみがある。
【デメリット】
雨風による腐食が発生しやすい。
虫食い被害の可能性が高い。
2~3年に1度程のペースで、防腐効果のある塗料を塗るメンテナンスが必要。

アルミ形材

溶かしたアルミ合金を押し出し、成形した素材です。どんなスタイルの家も合わせやすいオールマイティな素材で、飽きのこないシンプルさと素材を生かしたスタイリッシュでシャープな洗練されたデザインが豊富です。門扉にもっともよく使われる素材がアルミで、安価であるうえに長持ちするのも人気の理由です。
【耐用年数】
約10年~20年程度
門扉が壊れる場合、最も多いのは取っ手部分の金物、鍵の開け閉め、丁番などの「金物」が殆どです。
無理のない使い方、定期的なメンテナンスをすれば長く使って頂けます。
【価格】
6万円~40万円程度
金額に開きがあるのは、どのような門扉を選ぶかによって価格が変わってくるためです。
【メリット】
錆や腐食に強く、耐久性に優れている。
軽量であることから、開閉しやすい。
【デメリット】
アルミは熱伝導性が高いので、日当たりの良い場所では高温になる。

アルミ鋳物

アルミニウムを溶かして、砂等で作成した鋳型(いがた)に流し込んで作る製品のことで、凝ったデザインが可能になります。特殊なモチーフや装飾をいれられ、存在感と重厚感があり、アルミ形材よりも重量が増します。表面が細かい凹凸があり、サンドブラストしたかのようなザラッとした質感で、マット調の独特の雰囲気が楽しめます。
【耐用年数】
約10年~20年程度
【価格】
7万円程度~
特注品については高額になります。
【メリット】
型を使っての量産ができ、表面処理が容易にできる。
加工性が良く、様々な形に成形しやすい。
低温でももろくならない。
【デメリット】
アルミは熱伝導性が高いので、日当たりの良い場所では高温になる。