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屋内床材料

屋内床材料一覧

Pタイル
カーペット(カット&ループパイル)
カーペット(カットパイル)
カーペット(ループパイル)
クッションフロア
ココヤシ
コルク
タイル
タイルカーペット
モルタル
塩ビシート(長尺シート)
塩ビタイル

石材(人造大理石)
石材(天然石材)


複合(合板)フローリング
無垢(単層)フローリング

Pタイル

塩化ビニル樹脂や炭酸カルシウムなどの原料を混ぜ、薄い板状に形成した床材で、元々はコンポジションタイルの商品名でした。建設現場で「Pタイル」という言葉が広く浸透したことにより、現在ではプラスチックタイル全般を「Pタイル」と呼ぶこともあります。傷や汚れに強く、耐薬品性・耐水性・難燃焼性に優れていることから、病院・レストラン・学校・会社や事務所などの人の多く集まる場所、住宅では玄関・トイレ・洗面所・キッチンなど、様々な場所で使用されています。価格もリーズナブルで、カラーバリエーションも豊富、お好みのデザインが選べます。
【耐用年数】
約5年~10年程度
【価格】
約2,200円/m2~
【メリット】
カッターで筋を入れて軽く折り曲げるだけで簡単にカットができ、施工が簡単。
土足対応で、汚れや傷に強く耐薬性に優れている。
耐磨耗性・耐水性・耐久性に優れている。
部分的な貼り替えが可能。
高機能でありながらコストが安い。
【デメリット】
フェイク感がある。
水で滑りやすい。
継ぎ目からの浸水には要注意。
防音性にやや劣る。

カーペット(カット&ループパイル)

カット&ループパイルは、ループタイプとカットタイプを組み合わせた製法です。ループタイプの耐久性とカットタイプの柔軟性を、両方兼ね備えている中間のタイプで、耐久性と柔軟性の両方を求める場所ならどの場所にも適しています。デザインの幅も広く、住宅ではリビングに向いています。
【耐用年数】
約5年~15年程度
【価格】
約3,000円/m2~
【メリット】
見た目が美しく、冬場に温かい。
柔軟性・耐久性がある。
防音性が高い。
チリやホコリが舞いにくく、クッション性が高く物を落としても傷付きにくい。
【デメリット】
ダニが付着・繁殖しやすい。
水をこぼすと乾くまでに時間がかかり、水拭きができないので、手入れが大変。

カーペット(カットパイル)

カットパイルは、ループ状のパイルの先端をカットした製法で、防音性に大変優れており、非常に柔らかいのが特徴です。足音や声が気になるスペースに適しています。ループ状ではないので、犬や猫の爪が引っかかることがありません。
【耐用年数】
約5年~15年程度
【価格】
約3,000円/m2~
【メリット】
踏み心地は最も柔らかく感じる。
防音性が高い。
【デメリット】
柔らかい分、弾力性がなく、他の製法より早く摩耗してしまい、耐久性に劣る。

カーペット(ループパイル)

ループパイルは、タオルの毛のようにループ状に縫い込まれた製法で、カーペットの形状で代表的なパイルです。均一の長さでループ状になっていて、弾力性があり、踏んでも元にすぐ戻る力があります。耐久性に優れ、人通りの多い通路・オフィスなどに適しています。
【耐用年数】
約5年~15年程度
【価格】
約3,000円/m2~
【メリット】
弾力性があり、ヘタりにくい。
防音性が高い。
掃除がしやすい。
【デメリット】
なめらかでスッキリした表情をしているが、変化がないので無地のラグなどは面白みにかける。

クッションフロア

模様を印刷したシートを透明のシートで挟み込むようにして成形された塩化ビニルの床材です。 シートの中間層に発泡性の素材を使うことでクッション性があり、足腰にも負担がかかりにくいです。ものを落とした際に音が下に響きにくいため、集合住宅に使われることの多い床材のひとつです。耐水性にも優れていて、トイレや脱衣室、キッチンなどの水回りで使われるのが一般的です。
【耐用年数】
約6年程度
【価格】
約2,500円/m2~
【メリット】
加工しやすく、価格が安い。
耐水性が良く、水をこぼしても簡単に拭き取れる。
クッションにより足腰にも負担がかかりにくく、転んでもケガをしにくい。
ものを落下させても音が下に響きにくい。
【デメリット】
ビニールなので、柄によっては見た目が安っぽい。
独特なにおいが気になったり、化学物質に敏感な方は注意が必要。
縮みなどによって、シートの貼り合わせ部に隙ができやすい。
重いものを上に載せると凹みやすい。

ココヤシ

南国の海岸風景でおなじみのココヤシの外果皮を海水に浸し、その周囲を覆っている繊維だけを取り出すとコイヤーファイバーが採れ、その繊維は手で紡がれ糸になります。ココヤシ床材は、耐水性や耐久性に優れており、公共施設(エントランス・ロビー・風除室の泥落としスペースなど)から住宅などに広く使われています。ペット向きでもあります。ココヤシもサイザル床と同じく既存の床材の上から貼り付けるため、竹や籘の張替えリフォームより工賃が安くできます。
【耐用年数】
約10年~20年程度
【価格】
約12,000円/m2~
【メリット】
丈夫で水にも強く、腐りにくく、カビも生えにくい。
ざっくりとした独特の風合いがある。
防塵性・耐久性に優れている。
【デメリット】
温度・湿度の変化で多少反りや伸縮の可能性がある。
繊維質が粗く、太細・長短のバラツキがあります。

コルク

コルク樫の樹皮を粉砕し、接着剤を添加して圧縮、加熱して作られた自然素材の床材です。柔らかな歩き心地とクッション性によって、人間だけではなくペットにも向いています。
【耐用年数】
約10年~20年程度
【価格】
約9,000~20,000円/m2
【メリット】
100%天然素材で、足触りが暖かく、保温性・断熱性がある。
遮音性・耐水性があり、水まわりの床にも使える。
メンテナンスが楽で、無垢材のような収縮や反りがない。
【デメリット】
日が当たり続けると退色する。
柔らかいので家具の跡がつきやすい。
施工できる業者が限られるので、材料費と併せて施工費が高額。
製造段階で接着剤を使うので、化学物質に敏感な方は注意が必要。

タイル

石や粘土からなる生地を高温で焼成されます。 材質は、吸水率の違いにより、陶器質・せっ器質・磁器質タイルに分けられ、住宅では、玄関・キッチン・洗面所・トイレなどの床に使用されています。
【耐用年数】
約10年~15年程度
タイル自体ではなく、下地の接着材の寿命になります。
【価格】
約6,000円/m2~
【メリット】
デザイン性が高く、オリジナリティの高い床に仕上がる。
耐火性・耐水性・防汚性に優れている。
【デメリット】
タイルとタイルの間に汚れが溜まりやすい。
冬場は足場が冷えやすい。
種類によっては滑りやすい。
防音性に劣る。
他の床材と比較して、価格が高め。

タイルカーペット

素材は、裏面が塩化ビニールやフェルト、表面のカーペット部分はポリプロチレンやナイロンで作られている、1枚が40cm?50cm角で作られたパネル状のカーペットです。店舗やオフィス、公共施設や学校などに使われている床材です。デザイン性に優れた商品や、コストにこだわった商品など、顧客が用途によって選びやすいも特長です。
【耐用年数】
約5年~10年程度
【価格】
約2,300円/m2~
【メリット】
吸音性にも優れており、足音も気にならない。
素人でも手軽に張れ、一カ所だけの張り替えも可能で、施工性が大変良い。
フローリングやタイルに比べ、弾力性があり足腰に負担がかからない。
【デメリット】
置くだけのタイプだと、劣化とともにズレや隙間ができてしまう。
強力なボンドや接着剤で張ることも可能だが、張り替える時に手間がかかってしまう。
水汚れに弱く、色の付いた液体をこぼしてしまうとシミや汚れが目立つ。
長期の使用により、ダニが発生する。

モルタル

です。耐火性があり、万が一燃えても有毒ガスは発生しません。しかし、モルタル自体の防水性は低いため、防水機能を持たせたいときは表面に塗装をする必要もあります。モルタルはグレーカラーというイメージがありますが、さまざまなカラーが選べ、LDKをカフェやスタジオのような雰囲気にする事も可能です。玄関・土間・インナーガレージにも適しています。
【耐用年数】
30年以上
【価格】
約2,000円~5,000円/m2
【メリット】
耐火性・耐久性がある。
クールで無機質な仕上がりになり、おしゃれでインテリアなどによく合う。
表面は凹凸が少ないため、掃除やメンテナンスがしやすい。
夏場はひんやりした感触を楽しめる。
【デメリット】
防水性・防音性が低い。
木造住宅の湿気のたまりやすい冬場は、モルタルが伸縮しやすく、ひび割れが起きやすい。
冬場のモルタル床は冷えて部屋全体が寒くなる。
転倒すると怪我の恐れがあるため、注意が必要。

塩ビシート(長尺シート)

ビニールで仕上げられています。重たいものを置いても跡が付きにくく、破れにくい事と併せて、土足で使うことを前提に作られていますので、汚れにくいのが特徴です。クッション性はほとんどないため、住宅よりも店舗・事務所・マンションの共用廊下・バルコニーなどで使われることが多い床材です。
【耐用年数】
約10年~15年程度
【価格】
約3,500円/m2~
【メリット】
耐久性に優れている。
重いものを置いても凹みにくく、汚れや傷がつきにくい。
水をこぼしても簡単に拭き取れ、掃除しやすい。
一枚のシートで仕上げるため、継ぎ目がなくすっきりとした見た目になる。
【デメリット】
クッション性はほとんどない。
細かな場所を仕上げるのには不向きで、加工性は劣る。
素材が重たくて施工が大変。
クッションフロアよりも価格が高い。

塩ビタイル

ポリ塩化ビニル(塩ビ)と呼ばれる素材で作られたタイル状の床材で、プラスチックの一種です。優れた耐久性・接着性を誇り、プラスチックの中でも燃えにくいという性質があります。特別な工具を使わずカッターで切断でき、加工性も高いです。表面のプリント加工は、本物のフローリングやタイルと見分けがつかないほどリアルに再現されていて、種類も多いので、好みのデザインが選べます。店舗によく使われます。
【耐用年数】
約10年程度
【価格】
約3,800円/m2~
【メリット】
表面が硬くて傷に強いため、耐久性に優れている。
部分的な貼り替えが可能。
塩ビタイルそのものは耐水性がある。
高機能でありながらコストが安い。
【デメリット】
耐熱性が高くないため、床暖房やこたつを使うのには向かない。
冬場は寒く、硬く足腰に負担がかかる。
加工性は高いが継ぎ目がある。
継ぎ目からの浸水には要注意。

昔から日本和室に使われるイグサを加工した床材です。和室を計画する家の減少によって徐々に少なくなっていますが、畳の肌触りや温かみ、香りや吸湿性の高さから畳を好む方も多いのではないでしょうか。現在一般的に使われる畳は、畳床に稲わらを用いず、発泡樹脂系断熱材を使ったものが8割ほどで、湿気を通しにくく、ダニの発生などを抑制できます。カラー畳や畳縁のない正方形に近い畳も人気があります。
【耐用年数】
畳表:約10年程度
畳床:約20~25年程度
【価格】
約3,500円?20,000円/畳
張替えの種類や素材で大きく変わります。
【メリット】
和の趣きを感じられる。
素材が柔らかく転倒時にケガをしにくい。
調湿効果があるため部屋を快適にしてくれる。
肌触り・香りが良い。
断熱性・吸音性があり、遮音性に優れる。
弾力性が高く、長時間の着座や歩行でも疲れにくい。
【デメリット】
色あせするため、定期的な畳表の交換などが必要。
擦れなどに弱い。
ダニやホコリがタタミ内部に入り込む可能性がある。
専門業者に張替え依頼をしなくてはいけない。

石材(人造大理石)

粉砕した天然大理石や他の石材にセメントや樹脂を混ぜ固めたもので、「テラゾー」とも呼ばれています。間違われやすいですが、人工大理石とは違う素材です。天然大理石の代用品として広く使用されていて、光沢などの風合いはよく似ています。人工的に作られた石材なので、硬度はそこまで高くありません。そのため、傷や汚れに対する耐久性は天然の石に比べて劣る傾向にありますが、優れた耐摩耗性をもっていて、通行量の多いスーパー・空港ロビー・駅などの公共施設で広く使われています。
【耐用年数】
約50年以上
【価格】
約6,000円/m2~
【メリット】
優れた耐摩耗性をもっている。
柄・カラーバリエーションが豊富で、天然石にはない均質性がある。
天然石と比較すると安価。
【デメリット】
傷や汚れに対する耐久性は天然の石に比べて劣る。
酸やアルカリに弱い。
耐熱性・耐水性に劣るものもある。

石材(天然石材)

建築用として主に使われているのは「大理石」と「御影石」です。大理石は石灰岩の一種で、独特なマーブル模様と光沢・重厚感・高級感あふれる質感が特徴です。御影石は花崗岩とも呼ばれる火成岩の一種で、まだら模様をはじめ多種多様な色柄のある石材です。硬度が高く、耐久性・耐水性に優れており、時がたっても風化しにくい特徴があります。大理石は、ホテルや会社のロビーなど人目につく場所に好んで使われます。家庭の床材としても人気がありますが、滑りやすいため、高齢者や幼児のいる家庭では注意が必要です。
【耐用年数】
約65年~100年以上
【価格】
約10,000円~50,000円/m2
【メリット】
木の床などに比べて耐久性があり、摩耗による傷や凹みがつきにくい。
傷が付きにくく耐久性に優れ、張り替えなしで長期使用が可能。」
耐汚性・耐水性が高くメンテナンスしやすい。
高級感があり、風合いがよく、デザインが豊富で部屋のアクセントになる。
化学物質を出さない。
夏場は冷たくて快適。
【デメリット】
種類によっては水を吸うため汚れが浸み込みやすい。
表面が硬く、水や油で滑りやすくなり転倒するとケガをしやすい。
天然石は価格がとても高い。
重たいものを落とすと割れる可能性がある。
目地の汚れのメンテナンスが大変。
吸音性が低く音が響きやすくなる。
重たいため、床に補強が必要になることもある。
素足だと冷たく感じる。

アジアの温帯から熱帯に多く、寒冷地にも生息しています。竹は成長力が強く成長のピーク時には1日で1m以上も大きくなり、3~5年で成竹します。新しい芽を出す無尽蔵の天然素材は、環境を破壊しない素材でもあります。素材用として乾燥させたものは硬さと柔軟性をもっており、建材や工芸品など幅広く使われています。また、天然素材で癒しや安らぎを与えてくれます。
【耐用年数】
約10年~25年程度
しっかりとした表面処理や定期的なメンテナンスを行えば、約30~50年程度使えます。
【価格】
約10,000円/m2~
【メリット】
竹フローリングは、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドやアンモニアなどの吸収効果、防菌・防カビ・脱臭効果がある。
熱伝導が早く、保温力・耐熱性にも優れていて、床暖にも対応している。
時を経るごとに味わいを増し、経年変化を楽しめる。
木のフローリングの3~5倍の強度があり、傷が付きにくく収縮・膨張も少なく、安定している。
【デメリット】
水に強いという特徴もあるが、濡れたままにするとカビが生えるので要注意。
木のフローリングと比べて、足触りが硬い。

床材に適したサイザル麻は、葉から取れる繊維が長く、柔軟性に優れ強靱です。摩耗や酸、腐食には他のどの麻よりも強いという特徴をもっています。既存の床材の上に接着剤で貼り付ける工法で、床を剥がす工賃がかからず、竹や籘へのリフォームに比べて費用が抑えられるでしょう。サイザル麻から取れる繊維やパルプは、ロープやマット、紙、建材パネルなどにも使われています。
【耐用年数】
約10年~20年程度
【価格】
約11,500円/m2~
【メリット】
白くつややかな繊維から生まれる優美な印象と足触が良く、独特の風合いがある。
断熱性・調湿性・防音性に優れ、静電気も生じない。
【デメリット】
繊維質が粗く、太細・長短のバラつきがある。
濡れたバスマットをひいたままにすると、カビが生えるので要注意。
温度・湿度の変化で多少反りや伸縮の可能性がある。

複合(合板)フローリング

木の薄い板(0.5~3㎜)を合板の表面に張ったフローリング材です。フローリングの主流で、素材も安定し、無垢材に比べて安価で商品のラインナップもたくさんあります。
【耐用年数】
約10年~20年程度
【価格】
約3,000円/m2~
【メリット】
メンテナンスが楽で、無垢材のような収縮や反りがない。
抗菌・抗アレルゲン・耐摩耗性・遮音性などの効果と色やデザインが豊富。
【デメリット】
冬場は冷たく底冷えする。
無垢材と比べると、踏み心地が硬い。
表面の単板が傷つくと、下の層の材が見えてしまう。

無垢(単層)フローリング

丸太から切り出したフローリング材で、1つ1つ木目や節の違いがあり、天然木そままの質感が楽しめます。味わい深い雰囲気が楽しめ、木のぬくもりを感じられます。
【耐用年数】
30年以上
【価格】
約6,500円?13,000円/m2
【メリット】
質感、足触りが良い。
吸湿性・断熱性が高く、時を経るごとに味わいを増し、経年変化を楽しめる。
【デメリット】
無垢材は、価格が高い、湿気に応じて伸び縮みするため施工技術が求められる。
傷がつきやすい。
乾燥により、隙間が出来る事もある。

るほど生命力が強く成長スピードのはやい植物で、5~10年で再生し、木材の生長サイクルが50~70年かかるのと比べて、環境を破壊しない素材でもあります。弾力性、耐久性があり、家具に多く使われていますが、床材としては洗面所や脱衣室、リビングなどに使われます。
【耐用年数】
約10年~20年程度
【価格】
約10,500円/m2~
重ね張りと張替で費用が違う為、物件ごとに見積もりが必要です。
【メリット】
天然素材ならではの質感、足触りが良い。
吸湿性・断熱性が高く、時を経るごとに味わいを増し、経年変化を楽しめる。
消臭効果がある。
【デメリット】
温度・湿度の変化で多少反りや伸縮の可能性がある。
乾燥しすぎると、ビラ割れ・ビラ浮き・ササクレが生じやすくなる。
濡れたバスマットをひいたままにすると、カビが生えるので要注意。
天候・収穫時期・収穫場所によって色目に多少のバラつきがある。