生活用動産

生活用動産とは日常生活を送る上で必要な動産のことを言います。動産と不動産の大きな違いを簡単に言うと『動かせるかそうでないものか』にあります。

土地そのものと土地に定着している建造物を不動産といいます。その他、家財等で財産とみなされる物や土地に付着していても定着物ではない物、建造物の組み立て部分としない物を動産といいます。具体的な例としては30万以下の価値のあるもので、家具、服、自動車、書籍、安価な貴金属等があります。

しかし、証書や通帳は動産に該当しますが、貯金▪預金等は動産に含みません。なぜなら お金を払い戻す権利は債権となりこれらは無記名ではなく登録されているために動産には含まれず不動産扱いとなります。また、動産と思われるものでも登記が必要になるものは不動産として扱われます。不動産は資産価値が高く後々のトラブルを避けるためにも簡単な譲渡ではなくきちんと登録することが必要です。