地震保険料の割引制度

代建造物に対して地震保険を適用していくと、耐震制度に応じ、決まった割合で保険に対する料金のカットを受けることができる制度があります。

免震建築物割引
『免震建物』といって、基準とする評価方法で決められた建物に該当した場合に、保険に対する料金のカットが適用されます。他にも地震に備える保険についての保険料カットがありますが、この免震建物の保険料カットが、最も高い率でカットをしてくれるものとなっています。

耐震等級割引
建造物の品質を揺るぎないものにすることを促す品確法という法律のもと、耐震等級・耐震診断等級を獲得でき、これを持つ建造物に該当した場合は、保険に対する料金をカットすることができます。

耐震診断割引
耐震に対しての基準を満たしたものに適用されます。古い中古物件ですと、対象になりませんが、耐震工事等をして強度を改善していく、10%の保険に対しての料金をカットする対象となります。

建築年割引
昭和56年6月1日以降の建築についての法を改正した時期に建てられた建物あるいは新築などは、10%の保険に対する料金のカットの対象となります。また、耐震等級・耐震診断等級を獲得している建造物であることでも対象となります。ただし、複数の保険に対する料金のカットを重複して使うことはできませんので、ご注意ください。