全国地震動予測地図

日本政府は、今後30年以内に日本で起こりうる震度6以上の大きな地震を予想し、その結果を地図として示されています。

地図は二種類の違う性質を持つものからまとめ作られています。

確率論的地震動予測地図
国の文部科学省の特別機関である地震本部より作成されています。長期間の地震発生から検討したものと、大きな揺れの評価を組み合わせて作られた地図となります。

震源断層を特定した地震動予測地図
特定の地震に対して、想定する破壊シナリオが発生した場合、各地の揺れを計算して表した分布図です。分布図は「工学的基盤の地震動最大速度の分布図」「地表の地 震動最大速度の分布図」「地表の震度の分布図」があります。これらの地図を参考にお住まいの地域の危険を把握し、防災対策を取ることが重要とされます。